去勢手術・避妊手術

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痛みを最小限にした去勢手術・避妊手術

当院では鎮痛薬は当然のこと、炎症を最小限にする半導体レーザーや侵襲の少ないラジオ波メスを使うことで周術期の動物の痛みを最小限にするようにしています
去勢手術・避妊手術における当院の手術態勢について。
 
高品質な外科器具を導入しており、出血と炎症を最小限にできます。
 
手術中は麻酔モニターと手術野の2画面表示で監視しています。
 
 
当院では去勢手術・避妊手術に限らず、すべての麻酔において、麻酔記録をつけるようにしています
 

当院で行う去勢・避妊手術

 手術はどこの病院でもだいたい行っていますが、その内容は病院によってかなり異なります。当院では、手術のクオリティはもちろん、その前提となる麻酔・疼痛管理に重きを置いています。
 

安心、安全は当たり前? いつもの手術で事故を起こさない工夫

(1)スタッフ全員で対応

 緊急手術を除き、診察中に手術を行うことはしません。必ず診察が終わってから、全スタッフで対応します
 

(2)質の高い手術

 器具の滅菌、無菌手術環境の徹底、高品質縫合糸(ポリジオキサノン)および高周波ラジオ波メスや半導体レーザーなどのエネルギーデバイスを使用しています
 

(3)安全な麻酔管理

 必ず獣医師が麻酔医として常駐し、可能な限り細やかな麻酔モニタリングを実施。2画面表示モニターを用いた。術野・麻酔監視も行っています。
 

(4)術後管理も重視

 術後もポータブル血圧計や、パルスオキシメーターを使い、バイタルだけでなく、全身状態を把握しています。また、ペインスケールを用いた精度の高い痛みの評価を実施し、積極的な痛みの緩和を実施しています。

当院の去勢手術・避妊手術の流れ

 

 

ご相談・診察

去勢・避妊手術について、お悩みの方はまずは獣医師にご相談ください。メリットとデメリット、予約までの段取りなどをご説明します。

 

 
 
 

麻酔前検査

他の外科手術と同じく、去勢・避妊手術の前には必ず麻酔がかけられるかどうかをチェックする、麻酔前検査を行います(手術/処置のおおよそ1週間前に実施)。

 

 
 

全身麻酔・局所麻酔

外科手術は、午前診療が終わったあと、すべてのスタッフが揃ったところで全身麻酔を開始していきます。精巣ブロックや腹直筋鞘ブロックなど局所麻酔を入れて鎮痛を強化することもあります。

 

 

去勢手術・避妊手術

去勢手術では精巣を、避妊手術では基本的には卵巣子宮両方を切除します。それぞれ大きな血管は結紮後シーリングデバイスを用いて無出血離断しています。

 

 
 
 

術後管理・ペインスケール

当院では去勢・避妊手術は1日1件に制限しています。そうすることで、手術が終わったら、そのまま術後管理に移行できます。術後は血圧測定や、酸素飽和度、脈拍数、バイタルを確認することで、全身状態の把握をするのはもちろんのこと、痛みの評価も実施し、積極的な痛みの緩和を実施しています。

 

 

 

 

退院〜抜糸

犬の避妊手術を除いて、基本的には動物の入院ストレスを最小限にするために、日帰り手術となっています。通常は1週間後〜10日後に抜糸をします。

 

当院の周術期管理設備

 

 

多項目生体モニター(麻酔モニター)

ライフスコープVS BSM-3592 /日本光電

 

 

半導体レーザー

ダイオードレーザBERG /富士エスエルアイ

 

 

高周波ラジオ波メス

サージトロンDual EMC /エルマンジャパン

 
 

 

マイクロモーター(歯科)

Varios 970 /NSK(ナカニシ)

 
 

 

サージカルドリル(整形外科・歯科)

Surgic XT plus /NSK(ナカニシ)

 

 
 

動物用血圧計(ポータブル)

 

 

 

パルスオキシメーター(ポータブル)